以前、
「米は『研ぐ』と言うのであって、『洗う』のではない。」と書いた記憶があるが、
アメーバニュースにこんな記事が出ていた。↓
米は研がずに“洗う”教科書内容変更で・・・・・・・
http://news.ameba.jp/domestic/2008/04/12813.html
つまり、
現在、小学校の家庭科の教科書で米は「研ぐ」ではなく「洗う」と表記されている。
ちなみに「研ぎ汁」は「洗い水」になっている。
のだそうだ。
記事をそのまま抜粋させてもらうと・・・
おでんなどの大根の下茹でに「研ぎ汁」を使うと、アクが抜け味も染みやすくなるが、最近では「下茹でに米の“洗い水”を使います」と表記されている料理本もある。
都内に住む主婦の女性は米を“洗っている”時に姑から「もっと腰を入れて手に力を入れてギュッギュと“研ぎなさい”」と言われたと言う。料理教室に通っていたというその女性は「教室では米を“洗う”と教えられ、押し付けるように研がないで正しく洗っていたのに」と憤慨している。小さな嫁姑問題の勃発である
確かに昔の米は力を入れて研がないと糠臭さが抜けず、炊き上がりの臭いが気になった。だが、最近の米は精米技術の向上により糠の付着が少なく、昔のように力を入れて“研ぐ”必要がないという。力を入れて研いだ米は割れやすく、割れた米が多いと炊き上がりがベタついたりする。
ネットでは「力を入れて研がなければいいだけの話で、言い方は“研ぐ”でいいのでは?」「研ぐも洗うもどちらも正しいのではないか」「自分は米は洗ってます」など様々だ。
ということらしい。
どうりで、最近ご飯を炊いたときに、どこかべたついているように感じていた。
俺はてっきり水の分量の加減かと思っていろいろ試していたのだが、
お米の研ぎ方に問題があったわけだ。
実は昔、白馬の山小屋でバイトしていた時、登山客の食事を作っていたのだが、
お米を何升も炊くので、ゴシゴシ研いでいた経験がある。
お米を両手で擦り合わせるようにして、おいしくなるように念じたりして研ぐ。
ある意味これはオリジナルの研ぎ方といってもいいかもしれないのだが
家でもその調子でやっていた。
しかし、この記事を読んでからは、あまり擦らずに、
軽く研ぐようにした。
そうしたら本当にご飯がおいしくなった
それにしても、やっぱり、お米は『研ぐ』でいいんじゃないかと思う。
その研ぎ方が変わっただけなのだから、
言い方を『洗う』にしなくてもいいのではないか。と・・・