前からネットでチョコチョコ観ていたアニメのひとつに
「アイシールド21」がある。
これは、アメリカンフットボールの漫画で、
今もTVで継続中なのだが、
やはり最近見つけたアニメ配信サイトで、一番新しいものまで続けて観た。
しかし、視聴率を気にするせいなのか、
もともとそういう話なのかは定かではないが、
ここ最近のストーリーはチョットもったいぶって引き伸ばしすぎっていう感じがする。
1試合の話を何週にも渡ってやられたんでは緊張感と感動が薄れる。
今、第143話なのだが、
50話~100話あたりの、まだ主役の面々の成長過程の話の方が、
テンポがよくて面白かったような気がする。
まあ、それはそうと、
アメリカンフットボールを題材とした漫画があることもそうだが、
それをアニメとしてTVで流している事には、正直少し驚いたのは事実。
アメリカンフットボールなんて、
俺が別のブログで「Super Bowl」の話をしても、あまり反応がないくらい、
まだ日本人には認知度が薄い。
それを子供が観る時間帯に流しているんだから驚く。
しかし、こういったものをどんどん流してくれれば、
将来もっとアメフトファンが増えるだろう。
なにしろ、攻撃の選手と守備の選手が分かれていて、
頭と肉体を使って行われる最高に面白いスポーツなのだ。
この「アイシールド21」は、泥門(デイモン)高校のアメフト部
「泥門デビルバッツ」(Damon Devil Bats)が年に一度行われる
「クリスマスボール」を目指して強敵と戦って行くという物語。
声優陣には、QBの蛭魔妖一役を
ロンドンブーツ1号2号の田村淳がやっているのだが、
これが適役で、彼以外に考えられないほど。
ほかにもチアリーダーの瀧鈴音役を中川翔子がやっている。
とにかく、アメフトの力のぶつかり合いと頭脳勝負の戦略面、
共にこれ以上ないくらいうまく表現されていて面白い。
ただ、冒頭にも言ったが、
最近はあまりにも荒唐無稽な表現が多かったり、
同じことの繰り返しでくど過ぎたりで、いまひとつだ。