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病院から一旦、宿に戻るが、
吐き気と咳が止まらず、再度病院へ行く。

今回は急患ではなく、外来扱いだったせいか、
患者さんが多すぎたせいか、病室には入れてもらえず、
廊下のストレッチャーの上での処置となった。

周りを見ると、ここは、救急病棟だけあって、
人が慌ただしく動き回っていた。
すごい大声で何か盛んに叫んでいる女性や、
頭から血を流している人がストレッチャーで運ばれて来たり、
家族だと思われる人たちが深刻な顔で集まっている人たちもいた。
なにか、ドラマの「ER」を観ているかのようだった。
昨日は救急車で運ばれて、急患だったので、
速攻で病室(個室)に入ったから、あまり気にすることもなかったのだ。


結局、そのまま廊下のストレッチャーの上で、点滴をしてもらったのだが、
担当してくれたナースさんだか女医さんだかの対応が非常に親切だった。
話を聴く時に、手を握っていてくれたり、
廊下を通るたび、「どうですか?」と声をかけてくれたりと、
予想以上の対応をしてくれた。

病院に行く。ということは、身体も弱ったり傷ついているが、
精神的にも、そうとう参っている場合が多い。
そういったことも考慮しているのか、
その人のおかげで、だいぶ楽になった。


さて、そこで数時間、点滴をして帰るが、
それでもまだ、吐き気と咳が止まらないので、
さらに、帰国前日の7日の夜、また病院に行った。
なにしろ14時間も飛行機に乗るのだ。
咳と吐き気が酷くては、到底乗り切れないと思ったのだ。

8日の朝8:15分発の飛行機だったが、
7日の夜7時ごろから10時半まで、
今回は、簡易ベッドがたくさん置いてあって、
カーテンだけで仕切られている部屋で、点滴をしてもらった。
  

そして、その時間から、
処方箋を手に、開いているドラッグストアを探し回るという、
最後の苦行ともいえる徘徊をしたのち、
ほとんど寝ないで、空港に向かうことになる。


当時は、本当に苦しかったが、
今思えばいい体験だったと言える。
あまり流暢に話せるわけではない英語も、
いざとなったら、何とかなるもんだと自信になったし、
普通の観光では経験しないであろうことも経験できた。

以上、2011年 NewYork 滞在記を終わりとします。


※ 帰国後数年たって、記憶を頼りに書き込みました。
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NewYork・Tap・MonsterS2R・Internet・Game・Fashion・Foods,など、いろんなことに興味を持って生きている、器用貧乏Kojiのblogです。 JapanimationやNovels・Moviesなどの記事は、たまにネタバレの内容が含まれるかもしれません。ご注意ください。
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