さて、JFK到着はNY時間3月22日の午前5時55分。
そこから入国手続き。まあ、1時間程度かかるのは予想してたんだが、
俺が行けといわれた入国審査官の列が全然進まなかった。
日系の夫婦のようなカップルがいつまで経っても終わらない。
その間に両サイドや他の列がどんどん進んで行く。
俺の前にいたスパニッシュ系の女性も、
若干気になっている様子。
その日系人が終わって、その女性の番になったんだが、
その人にも随分と長々と対応してる。
ついにその女性。こちらを見て呆れ顔もし始めた。
今回ココまでスムーズに着たのに此処で引っかかったか。
と思ったが、まあ、入国審査では、別室に連れて行かれたことも何度もあるから、
長いだけじゃまだ余裕だな。
なんてことも思ってみたが、やっぱりはずれかな。
顔見たら「Hello」のあと「GoodMorning」って言ってみるか。などと考えていた。
そんな感じでやっとこさ俺の番になった。
「Hello」というと審査官は「Hello,Good Morning」と返してきた。
お、奇遇だな。さて、何を聞かれるのか。
「今回の目的は何ですか?」
「えっと観光とタップダンスをブロードウェイでやることです。」
と答えると、手の指全部の指紋とモニターに顔を見せてそれで終わり。
え?
他の人がみんな10分以上対応してたから、覚悟してたんだが、
1~2分で終わっちゃったよ。
やっぱ今回はスムーズだ。
その後スーツケースを受け取って外へ。
今回泊まる部屋の管理人さん「カンさん」に電話。
さて、いざアパートへ。
ここ数年、いつもイエローキャブを使っていたんだが、
今回はGround Central までのシャトルバスで行き、
そのあとキャブを使うことにした。
理由は節約。
TAXIでJFKからManhattanまではだいたい50ドル以上かかる。
だけどシャトルバスならGroundCentralまで15.75ドルだった。
ただ、16ドル払ったんだが、小銭がないとかで、
おつりの25セント返してくれなかった。
まあチップと思えば25セントぐらいどうでもい。
さて、このシャトルバスの運転手。
走り出したら手元にあった袋からCDを出して、
かけ始めた。これがまたけっこうなボリューム。
やっぱNYって感じだな。
Ground Centralに着いて荷物を下ろしてくれてる時、
「Nice Music!」と言ったら、「Do you like music?」と言われた。
「Yaa,is that John Coltrane?」と聞いたら、
彼は、「Yes! he is the best」と言って親指を立てた。
※ 実はシャトルバス内の動画を撮ったんだが、
元の動画ファイルが、この旅行中に壊れてしまったPCの中にあるため、
再アップできずじまい・・・
さて、アパートについて、管理人さんの「カンさん」に宿泊費を払う。
この「カンさん」2006年にNYに来た時に、会っている。
彼のほうは覚えていなかったのだが、俺のブログにしっかり載っているの。
今回俺が住む部屋。
突き当たりはもう一つの部屋。
この廊下の途中、左にBathRoomがある。
Kitchin
カンさんと、カギのことや世間話など、いろいろ話した後、
兎に角風呂に入りたかったので、浴びることにした。
なにしろ家を出てから24時間以上、ほとんど寝てないに等しい状態で、
クタクタだったので、熱いお湯でサッパリしたかった。
その後午後1時ごろから3時間ほど仮眠をしてから、
チャールズのレッスンを受けるべくGo OUT。
まずはMetro Cardを買うべくSubway Stationへ。
地下鉄の駅の場所を人に聞きながら86street Lexinton Av へ。
途中のDELIでバナナ3本と水を買って飲み食いしながら歩いた。
MetroCard、3年前は24ドルだったのだが、
値上がりして29ドルになってた。
そんなこんなで、STEPSへ到着。
レッスンの時間までには1時間もある余裕の到着だ。
カウンターで、
「前に来たのは約3年前です。」と言ってチップを渡すと、
ちゃんとPCに登録が残ってたので、
そこに10回分のレッスン代155ドルを払って、
6:15~7:45までの Adv Beg と
7:45~9:15までの Absolute Begの
2回分予約を入れた。
更衣室で着替えていると、タップシューズを床に置く音が。
振り返ってみるとチャールズだった。
そこで、買ってきたお土産を渡す。
最初俺だと気づかなくて、「は?」てな感じだったが、
すぐに気づいて、「なんだKojiか」と久しぶりの再会を喜んだ。
時間になってレッスンが始まると4人。
アメリカ人らしき美男美女に日本人らしき女性が一人と俺。
振りのレベルはそこそこ高い。
NYに来て早々厳しい洗礼だ。
そのうち2人加わって結局6人でのレッスンだった。
その後、もう一つAbsolute Begがあるはずだったのだが、
どうも、マイケルという黒人の人にそのレッスンは代行させるから、
もしお前が次のクラス予約してあるならキャンセルして来い。
とチャールズに言われた。どっか飯食いに行こう。ということだ。
と言うことで、毎度おなじみ「Big Nick's」へ。
今回は、先ほどのレッスンで一緒だった美女も同行。
彼女の名前は「Allie」(アリー)。
1987年9月17日生まれの23歳。
チャールズが67歳で俺が44歳。
3世代が一緒のテーブルを囲んでいるという図だ。
彼女の叔父さんに当たる人は、
伝説のダンサーなんだよ。とチャールズが言っていたが、
果たしてどんな人だったのだろう。
結局家に帰ったのは夜10時半。
もう一回シャワーを浴びて寝る。
しかし、この2日間、ほとんど仮眠しかしてなかったせいか、
または、時差ぼけなのか、1時間程度眠ると目が覚めてしまう。
その繰り返しで、なんだか寝た気がしない。
結局5時ごろPCで日記付け始めた。